Windows 11でWSL2をインストールする方法

はじめに

今回は、Windows 11でLinuxの環境を手軽に使える「WSL2 (Windows Subsystem for Linux 2)」のインストール方法についてご紹介します。
以下の公式サイトもご確認ください。

WSL のインストール

コマンド wsl --install を使用して Linux 用 Windows サブシステムをインストールします。 Windows コンピューター上で、好みの Linux ディストリビューションによって実行される Bash ターミナルを使...

learn.microsoft.com

前提条件

• Windows11
• Windows 10 バージョン 2004 以上 (ビルド 19041 以上)
• ハードウェアの仮想化が有効化になっていること
  

WSL2をインストールする

• Windows TerminalまたはPowerShellを管理者権限で開きます
  

• 以下のコマンドを実行してください。

  wsl --install

  

• インストールが開始します。完了まで少し時間がかかります。
  

• インストールが完了しました。PCを再起動してください。
  

再起動後、Linuxのユーザ情報を設定します。

• 任意のusernameを決めて、入力してください。
  

• 任意のpasswordを決めて、入力してください。
  ※入力したパスワードは見えないので入力間違いに注意してください。
  

• 再度、同じpasswordを入力してください。
  

• 以下のように表示されれば成功です!
  

インストールするLinxuを指定したい場合

• 以下のコマンドを実行して、インストールできるLinuxの種類を確認します。

  wsl -l -o

  

• NAMEの行のいずれかの名前を指定できます。
  

• 以下のコマンドで、特定のLinuxを指定してインストールします。
  ※Debianを指定

  wsl --install -d Debian

  

アンインストールする方法

• 以下のコマンドで現在インストールされているLinuxの種類を確認します。

  wsl --list

  

• 以下のコマンドで、特定のLinuxを指定してアンインストールします。
  

• 以下のように表示されればアンインストール成功です。
  

• 再度、以下のコマンドを実行するとLinuxがアンインストールされていることが確認できます。

  wsl --list