はじめに
Oracle Database XEのインストール方法を解説します。Oracle Database XEのXEは Express Editionの略で無償版のバージョンになります。
インストーラのダウンロード
以下のサイトからインストーラのダウンロードを行います。
「Windows用Oracle Database XEのダウンロード(ZIP)」をクリックして任意の場所にインストーラをダウンロードしてください。
※ダウンロードに数分かかります。
ダウンロードが完了したらZIPファイルの展開を実施してください。
「setup.exe」があることを確認してください。
インストールの実施
「setup.exe」をダブルクリックして、起動してください。
「次へ(N)>」をクリックしてください。
使用許諾条項を確認したら「使用許諾条項を受け入れます(A)」を選択し、「次へ(N)>」をクリックしてください。
「変更(C)...」で任意のインストール先を指定し、「次へ(N)>」をクリックしてください。
※記事では 「C:\oracle_db\」を指定してしています。
管理者権限用のパスワードを設定します。任意のパスワードを決めて、「データベース・パスワードの入力」と「データベース・パスワードの確認」に決めた同じパスワードを入力してください。
※記事では「password」をパスワードとして設定
「インストール(I)」をクリックしてください。
インストールが開始するので数分待ってください。
「完了(F)」をクリックしてください。
これでインストールは完了です。
動作確認
「C:\oracle_db\dbhomeXE\bin」のフォルダを開いてください。
「コマンドプロンプト」または「PowerShell」を起動して、上記のフォルダと同じ階層場所に移動してください。
エクスプローラーのアドレスバーに「cmd」または「powershell」と入力すると直接そのフォルダの位置で起動します。
-
コマンドプロンプトを起動する場合
エクスプローラーのアドレスバーに「cmd」と入力し、「Enter」を入力してください。
以下のように「C:\oracle_db\dbhomeXE\bin」でコマンドプロンプトが起動します。
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PowerShellを起動する場合
エクスプローラーのアドレスバーに「powershell」と入力し、「Enter」を入力してください。
以下のように「C:\oracle_db\dbhomeXE\bin」でPowerShellが起動します。
「コマンドプロンプト」または「PowerShell」を起動したら、以下のコマンドを実行してください。
sqlplus / as sysdba
以下のように表示されれば、Oracle Databaseの起動の成功です。
次に、以下のSQLを実行してください。
SELECT STATUS FROM V$INSTANCE;
以下のように表示されれば、SQLの実行も成功です。
終わりに
これで、Oracle Database XE(無償版)のインストール方法の解説を終わります。お疲れ様でした。
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